2009年08月18日

サッシ屋のちいさな幸せ

複雑な構造のサッシが多くなりました。
このメーカーのこのドアを修理したのは初めてです。
最近、勝手口に多用されている通風ドアです。
そう、ドア本体に上げ下げ式の窓が付いているタイプです。
これはちなみにYKKAP製の商品名エアリフレ。
20090818エアリフレ修理.jpg
10年以上経っているものです。
先日、不具合の状態を拝見し、一度バラして
破損している部品を確認して手配しておきました。

その部品が届いたので、今日は手術決行の日。
さて、無事成功するのか・・・?

とりあえず、バラシます。
20090818エアリフレ修理 (1).jpg
で、各部品がどういう形で付いているか、よく見ておきます。
念のため、上げ下げ窓の片方ずつバラして部品の交換をします。

上げ下げ窓が動かなかった原因がここにあります。
20090818エアリフレ修理 (2).jpg
歯車の破損。
この歯車が、上の黒いレールの溝にかみ合うことによって
作動するようになっているのですね。
ですので、これじゃ動きません。

歯車をはじめとして、
レールなど交換した方が良いと思われるものは、
すべて交換させて頂きました。
20090818エアリフレ修理 (3).jpg
元通りに組み立てて終了。
所要時間約3時間の大手術。

そしてこれが取替を済ませた古い部品。
20090818エアリフレ修理 (4).jpg
はっきり言って、複雑過ぎますワ。

機能が充実すれば構造も複雑になり、
それに伴って部品点数も多くなり、修理の手間がかかります。
というか、初めてのものに対しては、
「なんじゃこりゃ?果たしてこれは本当に修理できるのだろうか?」
と不安にさえなります。
実際、今日も最後の組立てに手こずりました。
でもだからこそ、
修理を終えて元通りに使えるようになった瞬間。。。

こんなところに
サッシ屋の
ほんのちいさな幸せが
あったりするのです。

N様、本日は誠にありがとうございました。


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弊社のホームページが出来ました。
まだまだ未完成ですが、随時更新中です。
http://tamura-glass.net

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2009年06月26日

網戸の破れ

その原因はいろいろあります。

例えば、煙草の火。
これは一発、です。すぐ穴が開きます。
で、これを防ぐには・・・。
網戸の近くで煙草を吸わないようにしてください。
特に蛍族の皆様。

小さなお子さんが網戸を押すことで、
網が破れるというより、外れてしまことも多いです。
特に廊下やベランダのハキダシの網戸はこの症状が多いです。
くれぐれも、網戸と一緒にお子さんが転落
という事態にだけはならないようにご注意くださいね。
で、これを防ぐには・・・。
お子さんが大きくなるまでお待ち下さい(笑)。

また、何もしていないのに、
網戸が裂けることもあります。

本日お預かりしたF様宅の網戸がまさにそう。
20090626 網戸.jpg

こういう破れ方、裂け方は、ネットの劣化です。
20090626 網戸 破れ1.jpg 20090626 網戸 破れ2.jpg
窓の一番外にはめてある網戸。
直射日光と風雨に一年中さらされるので、
樹脂のネットは遅かれ早かれ劣化するのです。
そして、その結果こうなるのですが、
劣化が原因で裂ける場合は大抵、
ネットを押さえ込んでいるゴムの部分からです。
ここに引っ張る力が生じているので、真っ先に裂けるのです。

一軒のお宅でも、
北側などの日光のあまり当たらない窓に対して、
朝日や西日がまともに当たる窓や、南側の窓の網戸は、
劣化が早いので、裂ける可能性も高くなります。
F様宅もそうでした。
北側の窓や雨戸が閉めてある所は、裂けていませんでした。

網戸のシーズンが過ぎたら、
外してどこかに仕舞って頂ければ一番良いのですが、
なかなか難しいですよね。

だから、こうしてはりかえのご依頼があるのではありますが。
F様、ありがとうございます!

夏の準備、まずは「網戸のはりかえ」から・・・。
amido200.jpg

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2008年07月07日

設計ミス

だと思う。間違いなく、これは。
完成した当初から、思っていた。


市内の某公共施設。RC造3階建て。

階段室、吹き抜けになったホール、手洗い場、
そして、本日修理したトイレと、
至るところにガラスルーバー窓が使われている。


ひと昔前の建物だが、
ルーバー窓のガラス、枚数にして何百枚と使われている。
それが全部網入りガラスなので、ほとんどの切り口が錆びている。

ガラスの巾は9センチ。長さは一番広い窓で、80センチはある。
両端のみで支持しているルーバー窓のガラスは割れやすい。
住宅ならともかく、ましてや公共施設。
安全が一番求められるような場所に、
そんなルーバー窓の多用はないだろう。

今日は3階のトイレだった。
ルーバー窓破損.jpg
はめ殺し窓の下に、ルーバー窓。
ヒビが入ってて、ガムテープが貼ってある。
一枚は完全に脱落している。
繰り返すが、これが3階にある。
実は、このはめ殺しの上にも同じようなルーバー窓がある。
割れて脱落して、もしその下に人がいたら・・・。
考えただけでもゾッとする。

安全確保のため、何か良い案は無いでしょうか?
ということだったので、全部撤去させて頂き、
ルーバー窓ガラス撤去.jpg
そして、室内側から(本来は外からやるべきなのでしょうが、
ここは3階。予算上無理ということで)アルミのパネルを取付させて頂いた。
ルーバー窓パネル完成.jpg

換気は出来ないし採光も取れないが、
この際、そんなことはどーでもイイ。
何はともあれ安全が最優先される。

公共施設に、ガラスルーバー窓を多用、
しかも高所にまでも使うという設計者の意図はどこにあったのか?

デザイン性(あるとは思えないが)を考慮したのだったとしたら、
設計事務所、そしてアホなセンセイの単なる自己満足に過ぎなかったことになる。
そして、そんな設計図書を認めた役所にも責任がある。

アホな設計のために安全が脅かされ、
そして、その尻拭いに、税金が使われるのだ。

ガラスバカ、サッシバカの私には、
これは設計ミスとしか思えないのだ。

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2007年11月30日

狂った扉

かつて「狂った果実」という小説がありましたが(古っ)
今日は、狂ったドアのお話。


よく、こういう形式のアルミのドアがありますよね。
N邸ドア 外観.jpg
このお宅の場合は倉庫ですが、
昔の勝手口は大抵このタイプでしたよね。

厳密に言えば、狂ったのはドア本体じゃなく、
ドアの枠、もしくは建物の方なのですが・・・。
狂っているのがお分かりになりますか?
N邸 ドア上部.jpg

えっ?よく分からない?
じゃ、これならどうです?
N邸 戸先.jpg N邸 兆番側.jpg
ドアの上部の写真ですが、左が(専門用語で)戸先(握りがある方)、
そして、右の写真が、吊り元側です。
ドア本体と枠の隙間の違いがお分かりになりますか?
左の方が、右の方の隙間より大きく見えませんか?
このお宅の場合、左右の隙間の差が、5mm〜6mmありました。
つまり、ドアの戸先側が吊り元側より5〜6mm下がっているのです。

だからスムーズに閉まりません。
N邸 ドア下部.jpg

いつも無理矢理閉めていらっしゃるので、
N邸 下枠.jpg
ドア本体と枠がこすれて、アルミの地金が出てしまっています。

ドア本体は、四角いモノなのですが、
枠は、いかようにもねじれます。
建物が傾いたりすると、枠もそれにつれてねじれるのですが、
ドア本体は、ガラスがはめてあるので、四角いまんま。
だから、どこかが当ってくるのです。

ドアの場合、大抵、吊り元とは反対の戸先側が下がって来ます。
ま、理屈から考えるとそうなのですが・・・。
で、少し下がった分には、ドアの開閉には支障を来たさないのですが、限度を超えると、このようにこすれて、最終的には開閉不能に
なってしまいます。

こういう場合は、
枠を一旦外して、キチンと真っ直ぐ付け替えるのが一番良いことなのですが、
外壁を剥がしたり、下のコンクリートをハツル必要もあり、
大がかりになってしまいます。
そのため、ドアを外して丈を少し切って短くするようにしています。
もちろん、ドアが当っている戸先側だけですけどね。
つまり、枠のねじれに合わせるように(大げさに言うと)ドア本体を台形にするのです。
こうすると、上の隙間の差は変わりませんが、丈が片方短くなるため、開閉できるようにはなります。

こういう修理は、このタイプのドアにのみ可能なことで、
玄関ドアなどでは、不可能ですので悪しからず。

それにしても、こういう修理の多いこと多いこと。
ドアの開閉がきつくなった場合は、大抵こういう狂いが原因です。

原理原則を言えば、
地球に重力が存在する限り、
ドアは下がろうとしているのです。

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2007年01月19日

サッシのメンテナンス

機械をいじくったり、車やバイクなどの
お手入れがお好きなお父さん方に多いのですが、
サッシの戸車が滑りが悪い」とか
「カギが(鍵穴に)入りにくい」からと、
このようなスプレー式の潤滑油を吹き付けられる方がいらっしゃいます。
潤滑油.jpg
愛する奥さんが、
「アナタ、玄関の戸の滑りが悪いの。見てくれる?」
「よっしゃ、まかせとけ!」
意気揚々と、ご自慢のスプレーを取り出し、
ひと吹きもふた吹きも、シュッシュッシュッシュッ!と
これでもかというほどに・・・。

お願いですから、やめてください!(ガラス屋からのお願い)

また、あるお宅のお話・・・。
メンテナンスが得意ではないお父さんがいらっしゃいます。
というより、家のことを手入れするようなことはあまり好きではない。
もっと言うと、こういうことに全く興味がない。億劫である。
(こういうお父さん、中にはいらっしゃいますよ。ホント。)
どうせ頼んでもやってくれるはずなどないから、
はじめから自分でやろうとする、がんばり屋(?)の奥さん。
やっとのことで、はずした戸。
油(みたいなもの)でも挿せば、少しは滑りがよくなるかしらと
「えっーと?油、油?何かあったかしら?」
こういう家には、上のようなスプレーなどあるわけがありません。
何せ、お父さんが興味がないのですから。
家の中を探す奥さん。
「あった、あった、イイものが。」
見つけたのは、・・・コレ。
ミシン油.jpg今時、あまりないですかねぇ?

ああ、なんということを・・・。
お願いですから、やめてください!(サッシ屋からのお願い)

コレなら、まだスプレーの方がまし・・・。
(スプレー式の方が、これよりまだサラッとしているだけに)


サッシのメンテナンスに、
スプレー式の潤滑油やミシン油などは使わないで下さい。
戸車につけると、確かに滑りはよくなります。
・・・はじめは。
そう、はじめは、・・・です。
つけたときは、油ですから確かに滑りは良くなります。
しかし、そのうちに、その油にゴミや泥などがくっついて
こびりつき汚れに代わります。
よって事態は余計、悪化します。

まだ、戸車なら、外に出ているのでその汚れを
拭き取るなどの処置も取れますが、鍵の滑りが悪いからと
鍵穴に挿して、その中で汚れが付着しても
これは拭き取ることなんてできません。
鍵穴(シリンダー)がダメになる可能性があります。
シリンダーはサッシ部品の中でも、精密部品なので
ものすごくデリケート。
ゴミなどが挟まると、いうことを効かなくなります。
だから、注油は、ゼッタイにダメ!なんです。

鍵穴には、このような専用の潤滑【剤】があります。
これは油ではなく、パウダー状になっています。
鍵のメーカーMIWAロック社製です。
専用潤滑材.jpg

ホームセンターなどには、この商品は置いてないと思いますが
同じような鍵穴専用潤滑剤があると思います。


いつだったか、
油なら(何でも)イイと思い、てんぷら油でもを
つけようと思われていたおばあちゃんもいらっしゃいました。
冗談ではなくホントのお話です。

とにかく、サッシ部品に油は禁物!ということです。

それと、家のことに興味がないお父さん、
たまには、見てあげてくださいね。
サッシを長持ちさせるためにも・・・。

ガラス屋・サッシ屋からのお願いです。

・・・よろしくお願いします!















posted by tamura-glass at 19:26| 山口 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | サッシのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月11日

出窓は困る。

何が困るって、今年は大丈夫でしたけど
台風が来たら、防ぎようがないからです。


今日は久々、仕事ネタです。


「出窓、台風の時、どういう対策をしたら良いでしょうか?」
本日、ご相談をお受け致しました。


出窓には、雨戸もシャッターも付けることができません。
少なくとも、既存の出窓に後付けすることは不可能です。


じゃ、出窓の台風対策はどーすればよいのでしょうか?

@面格子など、モノが飛んで来てもそれを遮るようなものを取り付ける。

Aガラスを丈夫なものに替える。 
 例えば、網入りガラスや強化ガラス。
 ちなみに、ウチではご予算が合えば、防犯ガラスをお勧めしています。

B既存の出窓を外し、雨戸やシャッター付の出窓か(普通の)窓に替える。

これらのいずれかの方法ではないでしょうか?

各々の方法でお見積りさせて頂こうと思います。


ちなみに
Bシャッター付の出窓は、このようなものです。ご存知でしたか?
シャッター出窓.jpg

posted by tamura-glass at 20:04| 山口 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | サッシのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月11日

日本のサッシは外国製

ご無沙汰しておりました。田邑ガラス店です。
それにしても、すごい雨と雷でしたね。
これでまた涼しくなりますね。


今日は、「はぁ?どういうこと?」というような題名ですが、
要は、こういうことです。

日本の(メーカー)のサッシは、
今や外国で製造されているということです。
その証拠がコレ。
made in thai.jpg

と言っても、全部が全部じゃないですよ。
高級品やビルのサッシ、そして特注品は国内で製造されています。

しかし、規格品の大部分はこうなってきましたね。

コレはトステムのサッシですが、タイ製ですね。
ごらんのように「トステム・タイ」という現地法人を作って、
逆輸入しているのです。
ただし、この「MADE IN THAILAND」という表記は、梱包のダンボールにしかされてなくて、サッシ本体には明記されていないので、一般の方には知られていないだけなのです。
もちろん、これはトステムだけじゃないんですよ。

電気製品や衣料品においては周知の事実ですが、
実は、アルミサッシもそうだったんですね。

サッシだけじゃなく、他の建材にも外国製が多いです。
ということは、
日本の家は、輸入品で出来ていると言っても過言じゃないですね。
たとえ、「輸入住宅」じゃなくても、です。





posted by tamura-glass at 19:44| 山口 ☁| Comment(2) | TrackBack(2) | サッシのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月18日

ドアにご注意

日中、時折強い風が吹きましたね。
こういう日には、大抵一件はあります。
ドアのガラスの入替です。

某会社のドア。
風でドアがあおられたか、急に閉まったためかで、割れたようです。

今回は、ガラスを入れ替えただけで済みましたが、
困るのは、ガラスだけでなく、ドア本体も破損している場合です。
テコの原理で、ドアの吊り元側には、思いもかけない力がかかるんです。
蝶番が曲がったり、ドア本体の部材が曲がったりちぎれたりすることもあります。
こうなってしまったら、ドアがキチンと閉まりません。
無理やり閉めるか、ひどい時には、ドアを交換しなくてはなりません。
たった一回ドアが反対にあおられただけでこうなります。

風の強い日には、念のため施錠しましょう。
出入の際、面倒ですが、後悔先に立たずです。

ドアクローザが付いていても、所詮それは自動的に閉めるためのモノです。
ドアが反対にあおられるのを防ぐものではありませんし、
ドアを適当な位置で止めておくものでもありません。
ストップ機能は補助的なももので、強風時には何の役にも立ちません。

ドアが突風であおられたりバターンと急に閉まったために、
ケガをする事だって十分あり得ます。どうぞお気をつけください。

この10号は、今のところ大したことないですが、
山口県にはこれから近づくので、注意しましょう。

とにかく、タカをくくるのが一番危険ですよね。








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2006年07月19日

防音サッシ

今日お伺いしたお宅には、防音サッシが付いていました。

そう、ここは防府市の自衛隊基地の近くです。

防衛庁の防音工事で取り付けられた、防音仕様のアルミサッシ。
で、お聞きしてみました。
「防音サッシが付いていますね。でも、だからと言って、
体で分かるほど静かになったなぁというほどでもないでしょう?」

答えは、YESでした。

そうなんです。
防音対策って難しいんですよ。
まず、既存の住宅のサッシだけ、防音サッシに替えても、
壁や基礎、屋根はそのままですから、そこから入ってくるのです。
確かに、窓からの音は多少は小さくなっているはず
(じゃないと困りますが)ですが、窓を替えたからといって、
家の中がぐんと静かになるということにはならないんです。

新築する時に家全体の防音を考えてはじめて、
静かな家ができるのです。
詳しいことは分かりませんが、予算もかなりかかるはずです。

音は空気の振動です。
だから、サッシだけ性能の良いものに替えても、
家が震動するわけですから、それほどではないという事なんですね。

また、音にはいろんな周波数があります。
どういうことかと言いますと、
この(建築)材料はこの周波数を遮断するけど、
これ以上の周波数には効かない、ということがあるようなんです。
ひとつの(建築)材料ですべての周波数の音を満遍なく遮断する
というのは難しいことなのです。

防音対策は、気密性や断熱性を向上すること以上に、難しそうです。

築何十年も経った家の、窓だけ性能の良いサッシに替えても、
「あー静かになったなぁ。」
と実感できないのは、そのためなんですね。

防音工事をされる際には、よくご検討くださいね。
予算をかけた割には静かになってない、ということも十分あり得る事です。

まあ、このお宅のようなケースは国からお金が出ているので、
イイのですが。(と言っても元々は、我々の税金なのですが・・・)


posted by tamura-glass at 19:55| 山口 ☔| Comment(4) | TrackBack(1) | サッシのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月26日

シャッターの芯

窓シャッター1.jpg

今日は、窓シャッターの修理に行って来ました。
シャッターのスラットは、すでに撤去していましたので、
スラットを取り付けて、レールとカバーを復帰すればいいのですが
私も慣れていないため、結構手間取りました。

シャッターボックスの中は、こうなってます。
この鉄の芯に、シャッターのスラット、いわゆる羽根が
巻かれているのです。
窓シャッター2.jpg
この芯には、ご覧のように強力なスプリングがセットしてあります。
だから、自然に巻き取ってくれるのです。

ですが、このスプリングは強力なため、
取り扱いには細心の注意が必要です。
台風などで、スラットがレールの溝から外れたり、
スラットが何枚か抜け出ることがありますが、
その場合、自分で直したり、解体してみようと思わないことです。
ボックスのカバーを開け、いじくっているうちに、
スプリングが一気に戻る恐れがあります。
その際、手をはさんだり、スラットのエッジで手を切ったり
する恐れが十分にあり、危険です。

これは窓シャッターですが、
車庫などに付いている軽量シャッターは、
これよりもっとスプリングが強く、大変危険です。
特に子供さんには、十分注意してください。

台風の被害などで、シャッターが外れた場合、
決して触らないようにしてくださいね。

シャッターの替わりはありますが、手の替わりはないですからね。







posted by tamura-glass at 19:00| 山口 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | サッシのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月13日

玄関ドア【枠】の出来るまで

先日の日記に、玄関ドアや引戸の本体は
完成品で入荷すると書きましたが、
枠は、ノックダウン、つまりバラバラの状態で来るので
弊社で組み立てなければなりません。

このような梱包で入荷します。
ちなみにこれは、
ランマ通しH=2,300のドア(親子タイプ)です。
玄関ドア0001.jpg

開けるとこうなってます。
玄関ドア0002.jpg

これはドアですので、
丁番などの金物を取り付けます。
玄関ドア0003.jpg

これが組み立て用のビスと、穴ふさぎキャップです。
サッシに使われているビスは、ステンレス製が基本です。
玄関ドア0004.jpg

サッシは基本的に、「たて」部材に対して「横」部材が取り付きます。
左側のビスが見える方が「たて」部材です。
玄関ドア0005.jpg

完成しました。
玄関ドア0006.jpg


ちなみに、このサッシはYKKのプラチナステン色と言います。
アーバンスタイルとか、モダンスタイルと呼ばれている
住宅で多く使われている色です。
シルバーに少し色を付けた感じです。
なお、青い色はキズ防止のための養生テープの色で、
製品色は、少しゴールドがかったような部分です。


余談ですが、
一番上の梱包の写真に、H2(白抜き文字)という表示があります。
これが色の記号、すなわちプラチナステンを表します。
もちろんメーカーによって、色も異なりますし
記号も異なります。

それにしても、最近の玄関ドアはデカイ!です。
ランマ通し、つまりドアそのものの高さが2,300あるのですからね。
だから、ドアが重くて重くて、・・・。
運搬や工事が結構大変なんですよ。








posted by tamura-glass at 17:44| 山口 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | サッシのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月08日

玄関引戸【届いてから出来るまで】

これは玄関引戸です。
こういう荷姿で、メーカーのチャーター便で配達されて来ます。
引戸 荷姿

玄関引戸や玄関ドアは、本体は完成品の状態で入荷します。
枠はノックダウンですので、弊社で組み立てて、現場へ納品します。
梱包を開けるとこんな感じで、建具が入ってます。
開梱.jpg

ガラスは入っていませんので、弊社で入れます。
ガラスは、今回は4mmですが、網入りガラスや強化ガラス
ペアガラスなど、サッシの種類やご要望に応じて選択します。
カタログの価格に、ガラス代が含まれていないのは、このためです。
ガラスによって値段が変わるからなんですね。
ビード挿入.jpg
ガラスをはめて、パッキン(専門用語ではグレージングビードと言います)を挿入します。これは、ガラスの種類(厚さ)によって、決まります。

出来上がり。あとは、現場納品を待つばかり。
完成.jpg
ちなみに、これは YKKれん樹 カームブラック色です。


本日どうやら、山口県も梅雨入りしたようです。
うっとうしい日が続きますが、心の中はいつも晴れやかに
いたいものですねぇ。
posted by tamura-glass at 07:43| 山口 | Comment(2) | TrackBack(0) | サッシのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする