「勝手口のドアから入られそうで怖いから、防犯対策したい。」
とのお電話がありました。
ここは結構古い昔からある団地です。
何度かお伺いした事のあるお宅なので大体どういう立地かは知っています。
勝手口のドアは、死角になるような場所だったかなぁ、
何か防犯対策をしないといけないような場所にあったかなぁと
思いながら行って見ると、その勝手口はお隣の庭に面していて
道路から死角になるような場所ではありませんでした。
でも、奥さんは、ここがどうも気になるから、
どうにか対策をとりたいとのご要望。
ドアはできた当時のままですから、30年くらいは経っています。
でも、コンクリートの家なので、ドアを取り替えるのは
容易なことではありません。
で、結局
防犯ガラスに入替させて頂くことになりました。
それと、チェーンを取り付けて欲しいと・・・。
さて、ここで、
防犯に関して興味の無い方、
戸締りなどに無頓着な方、
自分の家だけは、大丈夫だと変な自信をお持ちの方、
こういう方々にとっては、
何もそこまで、と思われることだと思います。
そういう人は、きっと「何と神経質な。」とおっしゃるでしょう。
でも、こちらの奥さんにとっては、これは重大問題。
とにかく、安心して休みたいというお気持ちの表れです。
世間で、あれだけ強盗やら空き巣の事件が報道される中、
いまだに、戸締りもせずに、開けっ放しで出かける方もいらっしゃいます。
きっと、
「今まで入られたことがないから、これからも入られないだろう。」
という考えかもしれませんが、そんな考えは捨てましょう。
こと防犯に関して、人によってこれだけ意識に差があるのです。
『カギをかけたことがない?
それでも今まで入られたことがないのですね。
だからカギをかけない?
そうですか。
でもそれは、もしかしたら、
たまたま入られなかっただけかもしれませんよ。』
確かに、神経質になり過ぎるのも考えものですが、
でも、昔とは違います。
せめて、
せめて、お願いですから
お出かけの時くらいは、カギをかけてくださいね!
ほんの数秒の手間を惜しんだために、
帰ってみたら、あーあ(で済めば、まだ良いですが)
ということにならないために。
なぜ、今日は久しぶりに「防犯」について書いたかと言うと
実は、明日も同じようなご相談を受けに
あるお宅へお伺いすることになっているからなんです。
続く時には続くものです。
こんな平和な田舎町でも、こういう意識があちこちで出て来るのは
ある意味哀しいことではありますが、これが現実・・・。
みなさんもどうか気をつけてくださいね。
備えあれば憂いなし、ですヨ。
posted by tamura-glass at 19:43| 山口 ☁|
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防犯のこと
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